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食の歳時記|春

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金花糖

雛壇飾りに彩りを添える砂糖菓子

金沢の雛飾りに欠かせない和菓子「金花糖」。
これは鯛やサザエ、ハマグリ、たけのこ、ナス、桃、キュウリ、ブドウなど1年の海山の幸を模った砂糖菓子で、お雛様に添えられる。

たけのこと昆布の煮物

掘りたてが自慢、春の山里の味

たけのこは昔から時間を食べるといわれるように新鮮さが第一。年輩の人の間ではたけのこの鮮度を表現するのに、魚が古くなる意味の「熟れる」という言葉を使う。金沢ではたけのこを堀りたてのうちに食べるのが当たり前のため、このような言い方をすると考えられる。