赤ずいき

盆や秋祭りの膳に並ぶ田舎料理の素材

赤ずいき

赤ずいきは、初秋の味覚として親しまれている。皮をむき、茹でて酢の物や漬物で食べることが多い。赤ずいきの生は赤茶色だが、酢を入れると鮮やかな赤色となる。これは赤ずいきに含まれる色素・アントシアニンの影響。 赤ずいきの酢の物は、沈んだ色が多い精進料理の中で紅色がひと際映える。それ以外にも、一重に結んで味噌汁の具にすれば麩のような食感が味わえ、酢味噌和えや煮物にも使われる。