サヨリ

春の到来を告げる銀青色の細身の魚

サヨリ

サヨリは「細魚」「針魚」と書かれ、細長い体形とくちばしのように突き出た下アゴが特徴。アゴの先端は赤く、その色の鮮やかさが鮮度の目安となる。
青みを帯びた銀色の外見にふさわしく、淡白で上品な甘みとしっかりした歯ごたえがあり、その身の美しさや独特のすがすがしい香りから寿司ネタとしても人気が高い。
水揚げは春と秋だが春のほうがおいしく、金沢では「花見魚」という愛称を持つ。